22年産のお米について…

今年の民間予想作況指数は102と全国的に「やや良」の豊作であり、その収量は約850万トン(去年より約15万トン増)といわれております。しかしながら昨年の消費量は約800万トン、しかも21年産のお米は約40万トン余っているといわれております。要するに米余り状況です。こうなると付加価値のないお米はますます価格が下がります。そして農家さんの収入も減り、担い手も当然いなくなる。きついお仕事のわりの対価がない。そして農家さんの高齢化には歯止めはかからず…。結果農家さん不足、そして収量不足、米価価格の高騰、しまいには唯一自給できていたお米も輸入に頼らざるを得なくなる。世界的に食糧危機になれば食糧自給率のない日本は…なんていうことはないと思いますが価格ばかりが先走っているこの時代、このままいけば5年、10年先の私たちの暮らしはどうなるのかということを具体的に考えてみませんか。

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